直角切断

直角切断

直角切断は、当社の加工技術の中でも特に高い精度と技術力が求められる工程のひとつです。
1つの素材に対して、すべての切断面が正確に直角になるように加工することで、組み立て時のズレや応力の偏りを防ぎ、製品全体の安定性と精度を確保します。

この工程は、わずかな刃ブレや素材の歪みが直角性に大きく影響するため、機械精度だけでなく職人の目と技術が必要不可欠です。試作品から量産品まで、安定した品質で対応可能です。

バリを出さない切断

バリを出さない切断

切断加工において「バリ(カエリ)」の発生は避けられがちな問題ですが、当社ではこれをゼロに近づけます。バリは、製品の見た目を損ねるだけでなく、組み立てや配線時に不具合を引き起こす原因にもなり得るため、極めて重要な品質管理項目です。

当社では、切断時の刃の速度・送り・角度を緻密にコントロールし、素材ごとに最適な加工条件を選定。さらに、切断後には専用工具による面取り・仕上げ処理を実施し、手作業も併用することで、完全に滑らかなエッジ処理を行っています。

斜角切断

45° 斜角切断

斜角切断は、特に角材や箱型構造体を組み合わせる際に不可欠な加工ですが、高精度で仕上げるには高度な設備とノウハウが求められます。精密に45度に切断加工することが重要で、切断角度がずれると接合面に隙間ができたり、本来の製品の性能を発揮できなくなるなど、品質低下につながるため、非常に繊細な作業です。

当社では斜角鉄芯コア専用の切断機と専用ラインを保有しています。

特殊加工

特殊加工

既存の設備では不可能とされる加工、一般の加工業者に断られた仕様など、“難しい案件”をどうカタチにできます。
例としては、複雑な段差形状や非対称構造、切断と穴あけを組み合わせた複合加工などがあります。
「図面はあるが加工できるか不安」「まずは試作してみたい」といったお客様の声に応え、設計から量産までワンストップで支援できる体制を構築しています。